安室奈美恵 インタビューで語らなかった「10年前」

5日発売の女性誌「steady.」の巻頭インタビューで「“安室奈美恵”に対する変な先入観が先行した時期もあったと思うんです」「10年前と今では、みなさんの先入観の度合いも全然違うと思うんですよね」と意味深発言が掲載された。
Steady. (ステディ) 2013年 08月号 [雑誌]
(以下引用)
今月10日にニューアルバムの発売、8月から始まる全国ツアーのプロモーションを兼ねたものだが、安室奈美恵(35)本人が自らの過去について話すことはこれまでほとんどなく、業界内でちょっとした話題になっている。

 昨年ソロデビュー20周年という節目を迎えた安室は、口パクのアイドルが台頭する中、歌番組もライブも必ずナマ歌と激しいダンスを披露するプロ意識の高いアーティストとして知られる。

92年に5人組ユニット「スーパーモンキーズ」として華々しくデビューするもパッとせず、2年後のマイナーチェンジを経て発売した「TRY ME~私を信じて~」が70万枚を超えるヒットとなり、ようやくメジャー級に。それ以降、ジャパニーズポップを牽引し続ける歌姫だが、決して平坦な道のりを歩いてきたわけではない。

 同インタビューでは「別にそれでも全然いいんですけど、そのせいで曲を聞いてもらう時に、“そう伝わっちゃったか”と思うことがすごく多かった」という発言も。

具体的に“10年前の先入観”を語ることはなかったが、「彼女はこの間、小説でも書けないほど人生の絶頂とドン底を味わった」とは、さる音楽業界関係者だ。

 確かに安室は音楽界の頂点にいた97年に、ダンサーのSAMと電撃デキ婚。その2年後の復帰第2弾シングル発表当日には、沖縄県大宜味村で実母の恵美子さん(享年48)が、再婚相手の弟に惨殺される悲劇に見舞われている。その後は小室哲哉との確執、そして離婚……。息子・温大くんの親権を巡ってもひと悶着あった。ファッション誌のインタビューで語るには重過ぎる壮絶な人生を送ってきたのである。

「酸いも甘いも体験した人生の経験値が安室の音楽に反映されている。だからこそ安室の音楽は同世代の女性をひきつけてやまない。コンサート会場は常に満員です」(前出の音楽業界関係者)
(引用元:日刊ゲンダイ)