AKBメンバー主演のOLドラマ、タイトルは『フォーチュンクッキー』

「WONDA×AKB48」…本格オフィスドラマCMの世界観から生まれたオムニバスドラマ、AKB48ショートストーリー「フォーチュンクッキー」が先日クランクアップ。指原莉乃が初センターを務める新曲「フォーチュンクッキー」がそのまま本ドラマのタイトルに決定し、注目を集めている。
(以下引用)
本ドラマは、AKB48の大島優子、小嶋陽菜、渡辺麻友、篠田麻里子、柏木由紀、島崎遥香が、さまざまなシチュエーションのOL役に挑戦。第5回選抜総選挙で「ジャンプアップ賞」を受賞したSKE48柴田阿弥も、受賞賞品として本作品に出演する。1話をそれぞれ1日で撮影するというスケジュールの中、各話の撮影直後、AKB48メンバーに話を聞いた。

「SNS」主演=大島優子「今回のショートドラマは、日常生活に存在する“小さなモノ”に目を付けていて、ほっこりする作品だと思いました。すごく地味なんですけど、“小さな幸せ”“小さなうれしさ、楽しさ、勇気”というものが、自分の目の前にある世界をこんなにも大きく変えるんだなって、台本を読んで思いました。

私が演じたOLという役柄自体は、どちらかと言えば親近感のあるキャラクターで、プライベートでは彼氏もいて、会社では厳しい上司もいて、ネット、SNSも使っていて…という女性だったので、私もごくごく普通の女性を演じました(笑)。

ささいなことでも気がつく部分はすごいなと。前向きな人なんですよね。上司の背中を押してあげられる人って中々いないと思いますし、自分も変わろうとしているっていうキャラクターで“いいひと”だと思いました。ドラマが、皆さんの背中を押す、明日へのチカラになればいいなと思ってます!」


「コジハラ」主演=小嶋陽菜「台本を読んだとき、まず“こんなOLって、本当にいるのかな?”って思いました(笑)。私は、よく天然って言われるんですけど、実は天然な部分はあまりないので…、ドラマで演じたような“間違い”はしないと思います!

  私は、会社勤めをしたことがないので、こういう“間違い”をする、おっちょこちょいな人も実際にはいるのかなって思ったりもしました。私は、パソコンのブラインドタッチができないんですけど、劇中では上手に打ってる風に見せるために、頑張ってキーを早く打ちこんだので、最終的にどうなっているか楽しみです。それぞれのショートドラマを見ると、心が温かくなって、次の日もお仕事ガンバロウ! って気持ちになれると思うので、サラリーマンの皆さんにも見てもらえたらうれしいです。あ、あと、ドラマを見ると、きっとコーヒーが飲みたくなると思います(笑)」


「おかずスティール」主演=渡辺麻友「初めて台本を読んだとき、自分が演じる美香という女性は、部長の前ではそうでないけれども、本心では口が悪いというかギャップがある面白い子だと思いました(笑)。

自分が演じる際も、そのギャップをうまく出せるように気をつけました。実際の私は、(ドラマの設定で出てくる)唐揚げが1個なくなったくらいでは怒ったりしないですけど(笑)、人間観察をよくしているという部分は自分と似ていると思います。

撮影で、仕事を片付けてようやく唐揚げを食べられるシーンがあったんですけど、実際の私もすごく空腹だったので、リアルに満面の笑みで演じられました。7割笑顔なんですけど、シーンによってはにらみをきかせている顔だったりするので、そんな部分も楽しんで見ていただければと思います!」


「独立」主演=篠田麻里子「台本を読んだ時、最初に『オフィスドラマだな~』と思いました。会社の後輩が、(会社を立ち上げて)社長になる設定は面白いと思いました。ただ、そういうことが実際にはあるのかなっていう疑問もあって…(笑)。

後半に出てくる、上司とバーで会話するシーンは、2人のドキドキするやり取りがあってちょっぴり不安でしたが、すごく面白いストーリーで良かったです。撮影では、大変だったシーンは全くなくて、逆に、バーでのシーンで伊武(雅刀)さんがアドリブ交えていろいろ楽しませてくれたのが印象的でした。ドラマを楽しみにしてくれている方には、私がフォーチュンクッキーを割るシーンで、クッキーの割り方が上手くいったのと、クッキーを置くときのタイミングに苦労したので、そんなシーンにも注目してもらえたらうれしいです!」


「バースデイプレゼント」主演=柏木由紀「最初に台本に書いてあるタイトルを見たときに、自分の誕生日が7月なので“自分がバースデイプレゼントをもらう話”だと勘違いしました(笑)。

今回のストーリーは、日常的にある面白い設定ですね。誰かと話していて、最初はお互い話題にしている人が同一人物だと思っていて、途中で、お互いが全く知らない人物だと判ったときの気まずさとか…、クスッとできる面白い話だと思いました!

 撮影では大和田(伸也)さんとの掛け合いが楽しくて、大和田さんのアドリブが、手の動きが大げさ過ぎるほどの高いテンションと、発覚した後の落ち込んで哀しい顔をしている低いテンションの差がとても大きくて、本番前のリハでは監督もずーっと笑ってらっしゃいました(笑)。『バースデイプレゼント』は、誰にでもある経験をテーマにしていて、すごく共感できる作品です。クスっと笑えるドラマになっているので、気軽に見て楽しんでもらえたらうれしいです!」


「ケンサク先輩」主演=島崎遥香「台本を初めて読んだときに、新曲のタイトルになっている『フォーチュンクッキー』が、このドラマにも実際に登場していたので驚きました。あと、自分が演技する時に、“心の声”が出てくるっていうことが初めての経験だったので、その部分は新鮮に感じました。

実は私には弟がいるんですけど、あんまりしゃべらない子なので、撮影現場で一緒になった小さい子がよくしゃべっていたことに逆にびっくりしました。私はボーっと聞いていたんですけど(笑)。 演技していて苦労した点は、“心の声”録りが最後だったこと。先に表情を撮影している時に、『声と顔はちゃんとマッチするのかな~』って不安でした(笑)。

私の役は、先生の一言がきっかけで変わっていくという設定なんですけど、何事でも自分で始めたことには意味があるんじゃないかなと思うので、ドラマをぜひ見てください!」


それぞれのショートストーリーで主演するAKB48メンバーは、短い撮影期間にもかかわらず、至極の演技を披露。七夕の夜に放送される、“明日のチカラ”が湧き出ること間違いなし!
(7月7日(日)夜0:25-1:25フジテレビにて放送)