ユーミンMV、ジブリ美術館で撮影!開館以来初

 「ひこうき雲」は旧姓・荒井由実名義のデビューアルバムの表題曲として収録され、ユーミンが高校時代に若くして他界した旧友を思って書いたという名曲。

(以下引用)
1970年代はMV制作の普及前で、MV自体が存在しなかった。

 そこで、宮崎駿監督(72)が「主題歌にぴったり」とほれ込んだ同曲を「風立ちぬ」の主題歌に起用した縁から、映像化が実現。ユーミンとスタジオジブリという日本を代表する“クリエーター”同士による注目のMVは、三鷹の森ジブリ美術館で、6月中旬の休館日に1日かけて撮影された。

 2001年10月の開館以来初めて同館が撮影使用を許可。しかも、MVはスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(64)がプロデュースし、ドキュメンタリー映画「エンディングノート」(11年公開)などで知られる砂田麻美監督(35)が制作を担当した。1974年ごろのユーミンの映像を交え、ユーミンがジブリ作品のルーツを探るように同館を歩き、その世界観を通じて、40年の時を経て「ひこうき雲」に再び出会う心情風景を描き出した。

 ユーミンは「この映像の中には2人の『私』がいます。『ひこうき雲』を無心で創っていた高校生の頃の私と今を生きる私」とイメージを説明。「宮崎さんの作品を通じて、久しぶりに『私たち』は再会できた気がします」と40年前の自身との“再会”を喜んだ。

 MVは、31日に発売されるアルバム「ひこうき雲」の40周年を記念したスタジオジブリとのコラボ盤の特典DVDに収録される。
(引用元:サンケイスポーツ)
ユーミン「ひこうき雲」MV完成 ジブリとのコラボで実現中日スポーツ