歌手の宇多田ヒカル(26)が、3月19日に著書「点」を発売した。
自らの歩んできた10年間の音楽人生と、そして26年間の“宇多田光”としての人生を赤裸々に明かしている。その中で、彼女はこれまで全くとして語らなかった、結婚と離婚についても触れ、夫との結婚生活を告白している。
(以下引用)
「初めて会ったときは、ヒカルちゃんがまだデビュー前で中学生のとき。当時、彼女は、“私の歌は恋愛の歌詞が多いと思われるんだけど、地球の問題を恋愛に喩えたりしていることもあるんです”なんて、話していたんです。“この子まだ14歳なのに生意気いうなあ”って、思っていたんですが、デビュー即大ヒット。恐れ入りましたという感じでした」(レコード会社関係者)
鮮烈なデビューから10年。アルバム総売り上げ2000万枚以上を記録する歌姫・宇多田ヒカルが、26年の人生を著書で赤裸々に明かしている。
(中略)
結婚・離婚を繰り返し、日米を何度も何度も行き来する両親に翻弄され続けた幼少期。母・藤圭子の過度の期待に応えるため、9歳のときには、≪怒りとか不満とかいった感情が完全になくなっていることに気付いた。外界になにも求めなくなっていた。~自分の内側の世界のほうが大事だった≫という、彼女の基本となるものが形成されたという。
(中略)
15歳のときデビューし、その後アメリカ・コロンビア大学への進学と退学。卵巣のう腫摘出手術や、薬の副作用での活動休止・・・。成長過程におけるさまざまな経験の中でも、写真家で、映画監督としても活躍する紀里谷和明氏との結婚、そして離婚は大きな存在を持っているのかもしれない。
(中略)
今回は破局の深層についても言及している。≪結婚すると、夫はインタビュアーのように私を追及し始めた。とても困った。「自分がどんな人間で、夫にどうしてほしいかなんて、分からない・・・考えるのも質問するのも変な気がする・・・。結婚ってこういうことなのかなぁ?」≫結婚生活でも感情を押し殺し、幼少期にかぶった“鉄仮面”を脱ぎ捨てることはできなかったのかもしれない。
「六本木ヒルズのジムに、夫婦仲良く通っている姿も見られていました。でも溝を埋めることはできなかったんですね」(前出・芸能レポーター)
5年ぶりにアメリカでニューアルバムを発売した彼女は、ロイター通信の取材でこう話したという。
「離婚後、とても成長した。(離婚は)自分を見つめ直すいい機会だったと思う」
(引用元:週刊女性)
離婚後、最近の彼女はどこか吹っ切れた感じがありました。結婚・離婚を経験し、彼女の中で大きく何かが変わったのでしょう。また彼女は「Utada」名義でアメリカで再チャレンジ。25日から全米音楽配信をスタートしたアルバム「This Is One」が、「i-Tunes music store」で総合チャート19位にランクイン。日本人が100位以内に入るのは初めてという快挙を達成。2度目の挑戦、ぜひ頑張って欲しい。