2009年夏、北海道から九州・沖縄の全国各地で起こる大規模な部分日食。なかでも鹿児島県南部では実に46年ぶりの皆既日食を観察することができる。
46年ぶりの皆既日食、日本各地では部分日食が見られる
月が太陽の前を横切り、太陽が月によって全部隠されてしまう皆既日食。2009年夏の日食は一部の地域で皆既日食が見られる。日本の陸地で皆既日食が観察できるのは実に46年ぶり。
今回の日食は、北海道から九州・沖縄まで日本各地で大規模な部分日食を観察することができる。刻々と月に隠されていく太陽の姿は観察する場所によって異なり、観察場所が下記図中の帯状の地域に近いほど、太陽の欠けぐあいは大きくなる。
月に太陽が全部隠される皆既日食はこの帯状の地域内だけで見ることができる。日本の陸地で皆既日食が観察できるのは実に46年ぶりのこと。空が暗くなり気温が下がるのを実感することができる。
日食特集