俳優宇梶剛士(46)はアイヌ民族だったことが、11/14付朝日新聞の特集で分かった。
なんと実母はアイヌ民族解放の運動家だった。
朝日新聞で連載されている「ニッポン人脈記 ここにアイヌ」の第2回目に「母は闘う 息子は溶け合う」と、宇梶母子のことが取り上げられた。 朝日新聞記事内容の詳細宇梶剛士母→【画像】
よく宇梶剛士がバラエティなどで語る日本最大の暴走族ブラックエンペラーの7代目総長時代。 宇梶を非行の道に走ったきっかけのひとつは、活動のためたびたび家を空けた母との確執にあると特集記事には書かれていた。
更生され、今のような俳優になるまでには相当な苦労があったはず。現在は母とも和解している。
05年出版の宇梶剛士自伝「不良品」ではアイヌ民族であることを自らカミングアウト。
(以下引用)
宇梶剛士は今、自分にアイヌの血が流れることを公にしながら、それを強調するわけでも拒むわけでもない。アイヌ関係のドキュメンタリーにも出演する。
「アイヌは本来、楽しむべきことというか……。アイヌも和人(わじん)も、自然になじんできたんだ、ぼくの中で」(以上引用元:朝日新聞)
宇梶の父は和人(日本民族)。 差別のない時代にするために「母は闘う 息子は溶け合う」。母と息子の生き様が、的確に表現されてすばらしい特集タイトルです。